大手ハウスメーカーの坪単価って、結局いくらが相場なの?ここ、気になりますよね。
しかも坪単価って一言で言っても、坪単価とは何か、本体価格だけなのか、諸費用や付帯工事がどこまで入るのかで見え方が変わります。坪単価×坪数で総額目安を出したつもりが、外構や地盤改良で一気にズレる…なんてことも普通に起こります。
この記事では、大手ハウスメーカーの坪単価相場を総額ベースで整理し、30坪・35坪・40坪の予算感まで具体的にシミュレーションします。主要な大手メーカーも同じ基準で比較しながら、資金計画の考え方を分かりやすく解説します。さらにZEH、断熱等級、耐震等級でいくら変わるかも、資金計画の感覚が掴めるように解説します。
- 大手の坪単価相場と総額目安の見方
- 30坪35坪40坪の現実的な予算感
- 積水ハウスなど主要社の価格帯比較
- ZEHや断熱等級・耐震等級での上がり幅
大手ハウスメーカー坪単価相場いくら?価格帯総額目安の結論
最初に結論からいきます。大手は「坪単価100万円前後〜」が当たり前になってきていて、さらに大事なのは坪単価の中身(本体だけか、総額か)です。私はここを揃えない比較は危ないと思っています。この記事では、総額の目安を作りやすいように、見積もりの考え方も一緒に整理しますね。
坪単価とは何かと本体価格の違い

坪単価とは、ざっくり言うと「延床面積1坪あたりに、いくらかかったか」を表す目安です。ただ、ここで落とし穴があって、坪単価が本体価格(建物本体工事費)だけで語られることが多いんですよ。
でも実際の家づくりって、建物本体だけじゃ終わりません。給排水や電気の引き込み、外構、地盤改良、登記やローン費用など、周辺コストが必ず出ます。なので私は、坪単価を見るときは次の2つを分けて考えます。
坪単価は2種類で考えるとラク
- 本体坪単価:建物本体工事費 ÷ 延床面積
- 総額坪単価:本体+付帯工事+諸費用など ÷ 延床面積
広告や展示場で聞く「坪単価◯◯万円〜」は、前者のことが多いです。あなたが知りたい総額目安は、ほぼ確実に後者。ここを混ぜると比較がぐちゃぐちゃになります。
建物本体価格と諸費用の違い

建物本体価格は、家そのものを建てる費用です。基礎・構造・屋根・外壁・内装・標準設備などが中心ですね。一方、諸費用は「家づくりを成立させるための周辺費用」で、登記費用、住宅ローン手数料、火災保険、各種申請費などが入ってきます。
ここは大事なので、私の感覚でざっくり言うと、総費用のうち本体が7割前後、残りが付帯工事と諸費用になりやすいです。だから、坪単価が本体ベースで提示されているなら、総額で考えると上にズレます。
注意:本体・付帯・諸費用の区分は会社や見積書の作り方で変わります。この記事の数値はあくまで一般的な目安として見てください。正確な金額は必ず各社の正式見積もりと内訳で確認し、最終判断は住宅会社や専門家に相談してください。
坪単価で出す総額目安と落とし穴

よくある失敗が「坪単価×坪数=総額」だと思い込むことです。実際は、坪単価に何が含まれているかで総額が変わります。
総額の目安を作るとき、私は「本体比率が7割〜7.5割くらい」という考え方を使って、いったん機械的に換算します。たとえば本体坪単価100万円なら、総額坪単価はだいたい133万円〜143万円あたり、というイメージですね。
| 本体坪単価(万円/坪) | 建築総額坪単価目安(万円/坪) |
|---|---|
| 60〜80 | 80〜114 |
| 80〜100 | 107〜143 |
| 100〜120 | 133〜171 |
| 120〜140 | 160〜200 |
| 140〜160 | 187〜229 |
ただし、落とし穴は「付帯工事のブレ」です。特に外構と地盤改良は振れ幅が大きい。なので私は、見積もり段階では外構・地盤を別枠で安全余裕費として確保しておくのをおすすめします。
30坪35坪40坪の総額シミュレーション

次に、いちばんイメージが湧く「30坪・35坪・40坪」の総額シミュレーションです。ここでは、さっきの総額坪単価の考え方で、ざっくり予算を掴みます。
前提:金額はあくまで一般的な目安。間取りの複雑さ、平屋、3階建て、設備グレード、地域条件で上下します。
| 総額坪単価目安(万円/坪) | 30坪総額目安 | 35坪総額目安 | 40坪総額目安 |
|---|---|---|---|
| 107〜143 | 3,200〜4,286万円 | 3,733〜5,000万円 | 4,267〜5,714万円 |
| 133〜171 | 4,000〜5,143万円 | 4,667〜6,000万円 | 5,333〜6,857万円 |
| 160〜200 | 4,800〜6,000万円 | 5,600〜7,000万円 | 6,400〜8,000万円 |
大手で検討している人は、現実的には「総額坪単価133万円〜」あたりを起点に、仕様を上げるなら上に、シンプルに抑えるなら下に、という見方がしやすいかなと思います。
全国平均データで見る価格相場

相場を見失いそうなとき、全国平均の基準線があるとラクです。全国平均の建設費と面積から逆算すると、坪あたり100万円台前半が基準になりやすいです。
ただ、土地込みで考えると話が変わります。特に首都圏は土地取得費の影響が大きく、建物が同じでも総額が跳ね上がりやすい。なので私は「建物相場」と「土地相場」は分けて考える派です。
補足:同じ30坪でも、平屋は基礎や屋根の比率が上がるので坪単価が上がりやすいです。逆に総2階のシンプル形状はコストが読みやすいですよ。
大手ハウスメーカー坪単価相場いくら?価格帯総額目安の比較
ここからは大手ハウスメーカー比較です。「どこが高い・安い」だけだと誤解が出るので、私は同じロジックで並べるのが大事だと思っています。今回は、各社の平均的な受注・引き渡しの平均像から換算された総額ベースの坪単価を軸に、30坪・35坪・40坪の目安も一緒に見ていきますね。
積水ハウスの坪単価と価格帯

積水ハウスは、公表データや受注実績から換算すると、総額ベースで120万円台後半とされることが多いです。ここから、計画条件の差を吸収するために±15%くらいの幅を持たせると、ざっくり108.5〜146.7万円/坪くらいのレンジ感になります。
積水ハウスの総額目安(超ざっくり)
- 30坪:3,828万円前後
- 35坪:4,466万円前後
- 40坪:5,104万円前後
積水ハウスは、住宅性能や保証、提案力まで含めた「総合力」に対して価格が付いている印象です。なので、同じ坪数でも仕様や間取りのこだわりで上に動きやすいです。見積もりを取るときは、どこまでが標準で、どこからがオプションかを早めに揃えるのがコツですよ。
大和ハウスの坪単価と価格帯

大和ハウス工業は、公表データや受注実績から換算すると、総額ベースで120万円台後半とされることが多いです。レンジ感は±15%で見て108.6〜147.0万円/坪くらい。
大和ハウスの総額目安(超ざっくり)
- 30坪:3,834万円前後
- 35坪:4,473万円前後
- 40坪:5,112万円前後
大和ハウスは商品ラインが広いので、同じ会社でも価格帯が分かれやすいです。だからこそ比較のときは、「商品名」「構造」「標準仕様(断熱・空調・設備)」まで揃えないと、坪単価だけでは判断がブレます。
住友林業三井ホームの坪単価比較

木質感や設計提案に強い住友林業と、デザイン・洋風テイストにも強い三井ホーム。この2社は、総額ベースの平均坪単価で見ると、目安は次のイメージです。
| メーカー | 平均坪単価目安(万円/坪) | 30坪目安 | 35坪目安 | 40坪目安 |
|---|---|---|---|---|
| 住友林業 | 129.7 | 3,891万円 | 4,540万円 | 5,188万円 |
| 三井ホーム | 131.9 | 3,957万円 | 4,616万円 | 5,276万円 |
このあたりの価格帯を検討している人は、素材感・意匠・間取りの自由度に価値を置くケースが多いと思います。逆に言うと、こだわりを入れるとコストは上に動きやすいので、最初に「譲れない優先順位」を決めておくと、見積もりが迷子になりにくいですよ。
ZEH断熱等級耐震等級でいくら変わる

ここは費用に直結するので、慎重にいきます。ZEHや断熱等級、耐震等級は、家の快適性や安心感を上げる一方で、初期費用が増えるポイントです。
ZEHと断熱等級のイメージ
断熱等級は上げるほど性能が上がりますが、上位等級ほど費用が跳ねやすいです。目安としては、断熱等級4→5は小さめ、4→6は中くらい、4→7は一気に大きく、という感覚です。
注意:断熱や耐震の追加費用は、地域区分、窓仕様、間取り、防火地域などで大きく変わります。ここでの話は一般的な目安として捉えてください。正確な費用は設計内容と見積もりで確認し、必要なら建築士など専門家に相談してください。
耐震等級の考え方
耐震等級を第三者評価で証明する場合は、構造計算や評価書取得などの費用が発生します。大手は標準仕様で高水準をパッケージ化していることもあるので、追加費用として別に乗るのか、最初から坪単価に含まれているのかを必ず確認しておくと安心です。
補助制度(ZEH系など)が使える場合もありますが、年度や要件で変わるので、最新の条件は必ず公式情報を確認してくださいね。
大手ハウスメーカー坪単価相場いくら?価格帯総額目安のまとめ

最後にまとめです。大手ハウスメーカーの坪単価相場いくら?価格帯総額目安を考えるとき、私は坪単価そのものより、坪単価に何が含まれるかを揃えるのがいちばん重要だと思っています。
私がいつも意識している整理
この記事で出した数字は、あくまで一般的な目安です。地域・敷地条件・間取り・仕様で普通に変わります。正確な情報は各社の公式情報と見積書の内訳で確認し、最終的な判断は住宅会社の担当者や建築士など専門家に相談してください。
ちなみに付帯工事の中でも、地盤や外構はブレが大きいので、土地選びの段階から不安があるなら、私のサイト内だと次の記事も参考になると思います。
